栽培方法

オーガニックコットンを栽培するには、まずその土地が3年間農薬や化学肥料を使用されていないというのが条件になります。
その農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産する。また厳格な基準が設けられており、認証機関が実地検査を行っています。

肥料

化学肥料を使うかわりに、牛の糞と植物の枯葉を混ぜた堆肥を使います。
農地によってはミミズなどを使ったり、「バイオダイナミックス 」と言って牛糞、藁、灰だけでなく、ハーブの一種、ニンニク、牛角等を堆肥に混ぜて、肥料をつくっています。
またコットンは土の栄養分をとても吸収して育つので輪作が行われることも多いです。たとえばコットンを収穫した土地に翌年は麦を植え、麦を収穫した次の年には豆を植えて育てる。
それぞれの作物によって土から吸収する栄養分が異なるからです。
これは、コットンばかりを同じ土地で続けて育てていると、同じ栄養分ばかりを吸収するので土地が痩せてしまうためです。

農薬

一般の栽培方法は、綿花に虫が付けば殺虫剤を散布するのが当たり前ですが、オーガニックコットンの畑では化学合成された殺虫剤は使いません。
綿花に付く害虫を食べる「益虫」を放ち駆除したり、虫が嫌う植物の臭いのエキスを撒いたり、ニンニク,唐辛子などの刺激臭のある植物を綿花畑に植えます。
また糖分が豊富で虫が好む植物を畑の周囲に植えて虫をそちらにおびき寄せたり、夜間に電灯を付け害虫を集めて網で捕獲するなど、古来の様々な方法を駆使して害虫対策しています。

収穫

収穫方法も大きくことなります。綿花が収穫できる9月頃は、葉や茎はまだ枯れる時期ではなく、青々としていて、そのまま刈り取ると、湿気の問題や、葉の葉緑素が潰れて汁が綿に付着し、品質を落とすことになります。
そこで、収穫時期から遡って「枯葉剤」を撒布しておき予め葉や茎を枯らせています。
しかしオーガニックコットンの収穫方法では「枯葉剤」を使用しないので、綿花を手で摘むか、枯れるのを待ってから収穫することになります。